デジタル化による新しいオルゴールについて③

デジゴールの大本命・カナデオンが販売されていました!

スリック社製のカナデオン、前に紹介しましたが、何時の間にか市販されていました(2021年3月販売)。

デジタル化による新しいオルゴールについて①

 

お値段38万5千円!!

少々お値段が張りますが、なんとエクシングのプリモトーンより進化して電子ピアノでの演奏機能とスマホアプリでのMIDI演奏機能が追加されました!!

 

それなりの音質を維持したままオルゴールを直接演奏出来るものとしては、唯一の存在だと思います。

40音をカバーしていて、ある程度自由な演奏が可能です。

オルゴールの直接演奏機能に期待していた人も多かったと思いますし、筆者はオルゴールというよりは楽器としての需要が有るのではないかと個人的は思っております。

ぜひ多くの人にその存在を知ってほしいです。


↑カナデオンの動画

詳しくはコチラ

 

実は前回紹介した台湾製のMuro Boxも電子ピアノでの演奏機能やスマホアプリでの演奏機能が有るのですが、20音ということもあり音色はちょっと寂しいですね。

デジタル化による新しいオルゴールについて②

音質もカナデオンに負けると思いますが、こちらは日本での市販価格は10万円程度です。


↑Muro Box動画

 

シリンダーオルゴール誕生から約220年、その進化系のディスクオルゴール誕生から約130年。

戦後は安く大量生産する時代に移り、ある意味では進化が止まって来たオルゴール。

オルゴールは今度は楽器として次の時代に行けるのかどうか、そのスタートラインに立ったのかもしれません。