オルゴールの◯◯弁という表記について

オルゴールには櫛歯に規格が有り、大きくは『弁』という言葉で分かれている

オルゴールには櫛歯と呼ばれる櫛によく似た部品が有ります。音を出す歯がたくさん付いた金属板で、英語でもそのままComb、つまりは櫛です。

実は業界用語で櫛歯のことを振動板と言い、更に櫛歯の歯のことを振動弁と読んでいます

読み方は、「べん」です。

◯◯弁というのは歯の数のこと

数字と弁が組み合わさっている場合、通常は櫛歯の歯の数を示しており、18弁なら18本の歯が有り、50弁なら50本の歯が有ります。

二枚の櫛歯を使い、その歯の合計でカウントする場合も

とても高級なオルゴールになると、櫛歯を二枚使っている場合があります。

例:日本電産サンキョー社の100弁(50弁の櫛歯を2枚)、リュージュ社の144弁(72弁の櫛歯を2枚)。

 

※ただし、日本電産サンキョー社の80弁ディスクオルゴールの様に、同じ音を2つ同時に弾くタイプの場合、実際は160本の歯を持つにも関わらず、弁数を2倍にしない場合も。