オルゴール屋は、伊豆オルゴール館所蔵のアンティークオルゴールの販売もしております
※アンティークの販売方法は、銀行振込前払いのみになります。お電話でお問い合わせください。
ANTIQUE MUSIC BOX
アンティークオルゴールを購入希望の方は、まず次のことにご注意下さい。 | |
1 | アンティークオルゴールを置く部屋は、空調ができなければなりません。特に、湿度には注意が必要です。湿度が高すぎるとサビがでます。逆に低すぎると、ケースが傷みます。 |
2 | 必ず故障します。修理屋さんを見つけてから、購入して下さい。アンティークオルゴールは、電気で動く現在の機器とちがい機械で力を伝えます。そのために、使えば使うほど部品が消耗します。 |
3 | 高価でもレストアー済みの(修理された)オルゴールを買うことが最良です。もし安価であれば、修理されてないものを購入し修理してもらうのもよいです。 |
4 | 部屋の広さにあった大きさを選びましょう。狭い部屋に20インチ以上のディスクオルゴールを置いても、音が大きすぎます。広い博物館やお店で聴くのとは違ってきます。 |
5 | アンティークオルゴールの曲目は、知らない曲がほとんどです。当然のことですが、古い曲ばかりです。もし、日本の曲を聴きたい場合は、ポリフォン社かレジーナ社の15インチ半ディスクオルゴールを買いましょう。 |
6 | 海外から輸入するときは梱包に注意しましょう。ガバナー、シリンダー、ベルのハンマー等の動くところは固定し、上になる位置を指定します。ただし、フェデラルエキスプレスでは、上の位置が指定されても関係なく運ぶことも有るとの事です。 |
注意 ○アンティークオルゴールは個々に状態が異なりますので、まずお気軽にお問合せ下さい。 ○当館の展示に使用しています。 ○新品とは異なりますので、現状渡しとなります(事前にオルゴールの修理職人に送ってメンテナンスはしてもらいますが、初期不良以外については保証しません)。 ○送料はお客様の負担となります。 |
シリンダーオルゴール |
Cylinder Music Box |
ディスクオルゴール |
Disc Music Box |
メリーゴーランド(コイン投入式) |
Cylinder Music Box |
自動演奏楽器 |
Automatic Musical Instrument |
蓄音機 |
Phonograph |
ディスクオルゴールで起こる 音が悪くなる原因と対策 | ||
田代音楽工房の資料を参考にしました。 | ||
表れる異常 | 原因 | 対策 |
演奏中にパチンと衝突音が発生する。 | ディスクの突起とオルゴールのスターホイルの位置がずれている。 | センターポストの位置を、押さえレバーと平行方向にわずかに移動する。 |
高音と低音側の発音タイミングがずれる。 | センターポストの位置がずれている。 | センターポストの位置を、押さえレバーと直角方向にわずかに移動する。 |
細かいリズムがギクシャクする。 | 調整状態、摩耗等により、発音タイミングがずれている。 | スターホイルの交換。 櫛歯の噛み合い調整。(噛み合う位置と量を同時に調整する。) |
音量のバランスが悪い。 | スターホイルと櫛歯の噛み合い量のばらつき等。 | |
回転速度にむらがある。 | ゼンマイの力が弱くなっていたり、噛み合い量が大きすぎると、同時発音量が多い場所では駆動トルクが不足してしまう。 | ゼンマイを交換する。 電動駆動に改造する。 |
急に回転が遅くなったり停止する。 | ||
回転速度にむらはないが常に遅い、または早すぎる。 | ガバナーの調整状態による。 | ガバナーを調整する。 |
ビビリ音が発生する。 | ダンパーが効いていない。 | ダンパーを調整する。 |
音程が悪い。 | 櫛歯の鉛の腐食、経年変化等による音程の狂い。 | 櫛歯を調律する。 |
音が間違っている。 | 調律の間違い。 | 正しい音程で調律する。 |
音がでない。 | スターホイルが振動板をはじく位置まで回転しない。 | ローラーを交換する。 押さえレバーの高さを調整する。 |
音はでるが、すぐに響きが止まってしまう。 | スターホイルが停止すべき所定の位置より先まで回転し、ダンパーを働かせてしまう。 | ダンパーを調整する。 |
スペーサーを交換する。 | ||
櫛歯の各歯の間にゴミやほこりが詰まっている。 | 櫛歯を掃除する。 | |
櫛歯低音側の鉛が変形して、隣どうし接触している。 | 櫛歯を調整する。 | |
調整・修理は、専門の人に依頼されることをお勧めします。 |
オルゴール館 顧問(先代館長)の一言 |
私の父は民俗資料を中心にオルゴール・自動ピアノ・蓄音機まで収集し、城ヶ崎文化資料館(現在はおもしろ博物館)を開館していました。父がいる頃は囲炉裏の間があり、そこでお茶をサービスしていました。部屋の隅にアンティークオルゴールを置き、時々希望者にオルゴールを聴いてもらっていましたが、いつか増築してオルゴールの部屋(コーナー)を作りたいと話していました。 |
古美術商許可番号 静岡県公安委員会許可伊第426号
ご希望の商品がありましたら 商品番号と名前と金額をメモしてから お問い合わせください |